理事長あいさつ
理事長/院長
室伏 利久(むろふし としひさ)
当院は、1991年に二木隆により葛西の地に誕生しました。
以来、めまいの診断と治療を中心にしつつ、耳鼻咽喉科・頭頸部外科全般の診療を行ってきました。
二木隆、深谷卓の後をうけ、室伏利久がクリニックを継承しました。これまでと変わらず、月間100例以上のめまい新患を診療し、VOGやvHITなどのめまいの精密検査を行っており、日本有数のめまい診療施設となっております。従来から知られている良性発作性頭位めまい症、メニエール病や前庭神経炎に加えて、近年知られるようになってきた前庭性片頭痛や持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)などの診断と治療も行っています。良性発作性頭位めまい症に対する浮遊耳石置換法、メニエール病に対する中耳加圧治療、鼓室内薬物注射療法など疾患や疾患のステージに応じた最先端の治療を提供しています。
めまいの原因は多岐にわたるので、神経内科・脳神経外科・心療内科の先生方とはネットワークを作り、パーキンソン病、進行性核上性麻痺、聴神経腫瘍、脳血管障害、うつ病など滞りなく連携診療しています。
次に重点をおいているのは難聴の診断・治療です。特に加齢性難聴と言われている中には遺伝子異常が多く、遺伝子解析や人工内耳へと繋いでいます。
鼻疾患についても、CTによる画像診断や内視鏡検査を行い、的確な診断をこころがけています。つらいアレルギー性鼻炎に対しては、最先端の舌下免疫療法も行っています。
口腔、咽頭、喉頭疾患ではまず悪性腫瘍を見逃さないことを主眼にしております。セカンドオピニオンは大歓迎で、必要な資料はすべて提供いたしますし、逆にいつでも診察させていただきます。
当院が皆様の健康、生活の質の維持・向上に貢献できるよう努力しますので、お気軽に受診してください。
経歴
東京大学医学部卒業
東京大学医学部耳鼻咽喉科入局
オーストラリア・シドニー大学留学
東京大学医学部耳鼻咽喉科講師
東京逓信病院耳鼻咽喉科部長
帝京大学溝口病院耳鼻咽喉科教授
資格
医学博士
耳鼻咽喉科専門医
めまい平衡医学会専門会員
めまい相談医
補聴器相談医
がん治療認定医